2009年 11月 04日
荘厳仏具デザイン2
これからも合理的、低価格が全ての製品に極まって
行きますから、物作りの世界では厳しい時代が続きます。
無駄と言われ消滅する物や業種も増える事は間違い
有りません。既に手工芸的職人は、高齢化や仕事の
減少で絶えている物も沢山有ります。
一方で時代に合わせたり、新しく生み出されて行く事は
当然でしょうが、不確実な人間の心理は計り知れません。
今のように、先の見えない時代には、根源的な生き方を
模索したり、過去の文化を見直す事が、心の安定に繋がり
ます。古い町並み、社寺、城ブームは、単に古臭い文化
から普遍的文化として評価されていると思われます。
仏具についても現在は真冬の時代ですが、安価な道具
としての仏具が極まれば、文化的な工芸品の仏具を求めて、
本物志向に向かう事は想像出来ます。
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by butugude
| 2009-11-04 11:11
| 仏具デザイン
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